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日本人のカン違い
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■フィリピン社会
・日本にアメリカンドリームが存在しない様に、フィリピンにもフィリピンドリーム?は無いんです。
その原因のひとつとして、一種のカースト制度みたいな階級制度が存在します。
(日本にも「士/農/工/商」って言葉がありましたよね。)
例えば、貧困層の娘が「ミドルクラスのフィリピン男性」と結婚できたとします。
もう娘の家族は、娘と相手男性と同じテーブルで食事をする事ができません。
嫁いだ娘と相手男性及び相手家族との食事は、もちろん可能ですが・・・。
これをクラスが違うと言います。教会も学校も全て階級(クラス)によって分かれています。
何で?と言われても、事実なんだから仕方ありません。
一例としてあげましたが、クラスが違う人同士の結婚もごく希なケースです。
がっかりさせてしまうかもしれませんが、日本人と結婚を望む女性は、ミドルクラス及びハイクラスの
女性の中には居ません!(このクラスの人達は日本人の平均給与より桁が最低でも1桁2桁違います)
ミドルとハイクラスの人口はあわせて20%弱程度。底辺が長い三角形と考えて下さい。
国民の80%は貧困層と言う事になります。(更に貧困層の中でも、いろいろあるみたいですが)
総人口は8,700万人で、日本の63%です。でも労働可能人口は日本よりずっと多いです。
子沢山で平均寿命が短いのですから当たり前です。しかし問題なのは、仕事が無い事なのです。
ですから、フィリピンの人達は国策でもある「海外就労(出稼ぎ)」に行きます。
写真はサウジアラビアに出稼ぎ中のフィリピン人男性です。奥様に許可を頂いて掲載させて貰いました。
もう、2年間も帰国していません。しかし奥様は毎日彼にメールを送信し、そして彼は返事を忘れません。
時々国際電話もかけてきます。フィリピン人女性(男性も)は身持ちがすごく堅いんです。
最新情報です。2008.09.03に写真の旦那様が帰国されました。祝!
ただ、サウジアラビアの出稼ぎのせいで、30歳代の旦那様が「総入歯状態」となってしまいました。
旦那様はまた失職状態ですので、毎日奥様の職場にお迎えに来ます。
ですが、奥様は元気一杯の毎日です。夜の夫婦生活の影響は大みたいですが。。。笑。
もう、お判りでしょうが「この奥様」は現地スタッフです。
■民族性
民族性を理解するには、その民族(国)の習慣と思考パターンを把握するのが早道です。
以下、フィリピン人を理解する為に役立つ単語を記します。もちろん私見です。
・ウタンナロオブ (Utang Na Loob) 意味−恩、恩義、絶対完済されない負債
・マランビン(Malambing)意味−甘え、愛情の深い
・ヒア(Hiya) 意味−恥
・パキキサマ(Pakikisama)意味−密接なお付き合い、付き合いを大事にする
・パキタンタオ(Pakitang tao) 意味−自己顕示。(メンツと連動する)
・バハラナ(Bahala Na) 意味−問題ない。なんとかなるさ。
(↑に対してバハラカサブハイモは、ハイブリッドな嘆きです。注:日本語に相当する言葉はありません)
@「ウタンナロオブ」(恩)
・直訳で「恩」ですが。一番重要な使われ方は、自分の親に対しての恩です。
「自分を生んでくれた親には、自分が生きている限り「恩」を返す」がフィリピン人の常識です。
親と家族を大事にする事も、この考えからきています。
恩義は、運命共同体の柱みたいなものです。(だから、絶対完済されない負債とも言います)
恩義は、家族を成り立たせる「思想」にまで高められていきます。
ですから、「親」は家庭内で絶対的な存在です。この点、現在の日本とは決定的に違います。
また、家族以外からの恩に対しても同様です。
もし、ワラン ウタンナロオブ と言われたら、お前は恩知らずだ!の意味となります。
Aマランビン(甘え)と、ヒア(恥)
・基本的にフィリピンなどの南国の人達は、持っている人が持たざる者に与えるのが、
当たり前と思っている傾向があります。
これをマランビン(甘え)と言います。
目上の人、自分よりお金持ち、自分より権力を持っている人に頼る事です。
あなたは親しげな印象を感じると思います。逆に馴れ馴れしく感じるかもしれません。
でも、反面その人間関係が壊れた時にはなぜか急に怒り出します。(後述のパキキサマも根底にあります)
しかし、これは自分の娘の旦那(あなた)にまでは基本及びません。
もし、フィリピン女性の親が直接、義理の息子でしかない娘婿にお金の無心をしたとしたら・・・。
これは、「ヒア(恥)」となります。 マランビン<ウタンナロオブです。
ですから例えお金に困っても、ウタンナロオブの対象者である「娘」には言うハズです。笑。
当然、「娘」はあなたの妻ですから、断固として「無いものは無い!ワラングペラ」と言えばよいのです。
絶対に「No!」と言える日本人になりましょう!
Bパキキサマ(密接なお付き合い)と「メンツ」とパキタンタオ(自己顕示)
・フィリピン人はとても子供を大事にします。(全ての社会的弱者に対しても同様です)
お金が無くても、誕生日ともなれば親戚/知人同士で高額のプレゼントをします。
しかし、7人8人の子供が珍しく無いフィリピン家庭です。さて、どうなるんでしょうか?
日本人なら「この身の程知らず!」と切って捨ててしまう様な話です。。。
この様な、密な付き合いを「パキキサマ」と言います。
日本流に言えば、祝儀不祝儀をケチってはいけない!にやや相当します。
正確に訳すと、グループの意思に譲歩すること/集団と協調して上手くやっていこうよ!という意味と
「正誤は別として、協調性を重んじず単独行動を好む人物はダメ」と言う思想的意味合いになります。
チャモロ系原住民の時代からの思想です。個人主義とは完全に対立する思想です。
日本の村社会と似てますが、気候と民族の違いがあり、似ていると思ってしまうと少々危険です。
フィリピン人も、メンツを重んじます。(やっと解りやすい言葉)
但し、それが相手のメンツまで気にするから困ります。
明日、デパートに一緒に行こうよ!と誘ったとします。彼の答えはイエスです。
しかし、次の日に彼は来ません。当然、嘘つき!と日本人ならば言うでしょう。
ところが違うのです。彼は誘ってくれた私のメンツを立てたのです。
本当の彼の気持ちは、「行けるかどうか今は解らない又は行きたくない」だったのです。
パキキサマ(密接なお付き合い)で終わっているうちは良いのですが。。。
メンツとパキタンタオが合体したら「経済破綻状態」のパキキサマとなります。
自分を良く見せよう(パキタンタオ)と財布の中身も気にせず(メンツ)盛大なパーティをやってしまいます。
フィリピン人に、慎重さと計画性は無いみたいです。 だって南国の人だも〜ん。
貧困な家庭で、エレメンタリースクール(小中学校)に行く子供に「弁当」を持たせてあげられなくとも、
やってしまうんですって。パキキサマを。。。
・どの国でもそうだと思いますが、物理的に家庭を維持しているのはフィリピン女性です。
従ってフィリピン女性が、この民族性の為せる経済的弊害を解消している事はお判りになると思います。
「フィンリピン女性って?」の文中に書きました↓
フィリピン人男性との結婚に「将来」が見えないと言う事情が。。。 が↑これにあたります。
フィリピン人男性が、バハラナ(問題ない!神様が明日なんとかしてくれるさ・・・)と言っても、
実は「フィリピン女性」が、なんとかしているのが事実なんです。男性は無職がたいへん多いですから。
南国の女性は良く働く・・・と言うのは、環太平洋地域の常識!?なんです。
でも、このホームページをご覧になっている諸兄は、絶対「バハラナ」とは言いませんね!?笑。
だから、「真面目に働く日本人と結婚したい」と思うのは普通の事と思えませんか?
面接時に「あなたのタイプの男性は?」の質問を女性にしていますが、
圧倒的に多いのが「責任感」と「勤勉さ」です。その次に「優しい」が続きます。
でも正直なお話、皆様「フィリピン女性は貧乏だから日本人を選ぶ」と思っていたんじゃないのですか?
だから、カン違いなんです。。。
だから、日本人は「経済力」をまずフィリピン女性に対して振り回すんです。
だから・・・・日本人は○×◎△■□◇になるんです。
〜ただ今、弊社スタッフよりストップがかかりました〜(「私見が入りすぎだ!」とカンペ)
以上、カン違いしてるよ「日本人」でした。
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